埼玉県議会議員
深谷けんじ

活動報告

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中川水循環センターのバイオガス発電システムを視察

埼玉県の流域下水道では、9つの水循環センターで県の人口の75%にあたる558万人の下水を処理しています。
この下水を処理するにあたって多くの温室効果ガスを排出していることから、これを削減する取組として、中川水循環センター(三郷市)に再生可能エネルギーを利用できる新たな汚泥処理施設を整備しました。
本年11月1日に流域下水道として全国最大規模の「汚泥消化・バイオガス発電システム」が完成し、稼働開始。
12/21、公明党県議団として視察させていただきました。

水循環センターでは、家庭や工場などで発生した下水を集めて処理を行い、きれいな水にしています。下水の中の汚れは、汚泥となって集まります。
この汚泥を、新たに作った汚泥消化タンクに投入し、微生物で分解させて約半分まで減量します。
汚泥が減量する時に、メタンを主成分としたバイオガスが発生。これは化石燃料に由来しないクリーンなエネルギーになります。
発生したバイオガスは、減量した汚泥の焼却に利用します。また、民間事業者のバイオガス発電機の運転に活用され、需要家に再生可能エネルギーを供給します。