8月5日、日頃より農業振興についてご指導をいただいている川越市農業委員会の時田重雄氏のご紹介で、滑川町の「ため池」と「滑川町エコミュージアムセンター」を、万全な感染防止対策を期し、視察させていただきました。

東洋大学理工学部で農学博士の新田将之助教授と２名の学生さんとともに、滑川町職員の方より研修を受け、「高屋敷沼」と「杉ノ谷沼」を調査。
エコミュージアムセンターでは、国指定天然記念物の「ミヤタナゴ」の保護、繁殖の状況を見学し、吉田昇町長よりご指導もいただきました。
心より感謝を申し上げます。

比企丘陵地域は日本でも有数のため池保有の地で、滑川町は大小のため池を合わせると200箇所に上り、関東随一と言われています。
当地における谷津沼は、農業用ため池として千年以上もの長きにわたり地域の皆さんによって守られ、生物多様性の保全の役割も果たしてきました。

吉田町長は、「悠久の谷津沼と共に歩む里山農法」を、「日本農業遺産」さらには「世界農業遺産」認定に向けて尽力したいと固く決意を述べられておりました。
私自身、地域農業を守るため、今回を機にさらに見識を深め、課題に取り組んでまいります。

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